さまよえる膵炎人

膵炎とそれなりに楽しく暮らす人の日々雑記

「オレンジドイツコッぺ」 岡山木村屋(岡山県倉敷市) レトローカルパン探訪

岡山キムラヤさんのローカルパン第三弾にして
ラスボス感の漂う一品。


なぜラスボス感があるのかは、前の二品との
比較写真を見てもらいたいと思う。


一つだけすごい大きい。

パッケージは少しあっさりとしたオレンジと
グリーンの組み合わせで爽やかさがある。
書体の角が立っている部分、若干ドイツっぽい。


開封してみるとロールパンとは明らかにパンが違い、
焼き色が薄く、触り心地は少し堅めでざらついている。


カットするときにも、ロールパンはしっとりした
ナイフに感じる抵抗があったが、こちらのパンは
さっくりざくっと切れた。

クリームはバナナ同様、控えめなうっすらしたオレンジの
クリームが、パンに対して良い配分で挟まっている。

食べてみるとパン部分の食感はかなりもそっとしており、
水分が少ないようでパサついている。
外側がかなりソフトなフランスパンという感じで、
油脂等の風味はなく、オレンジクリームの香料が
鼻に抜けてくる。
正直に言うのであれば、パンとクリームが
融合しておらず、ちょっとつらい。

だが売り場では他にバナナドイツコッペや
何も挟まっていないドイツコッペも売られており、
更にはバナナクリームとオレンジクリームが
単体で売られていたことから、クリームだけの
ファンも多いと考えられる。

このパンは「ドイツコッペ好き」であり、
なおかつ「オレンジクリーム好き」である人に
二つを融合させて提供する商品であると考えれば、
コスパも含めて納得の商品であるのかもしれない。


■ レトローカルパン情報
<商 品 名> オレンジドイツコッペ
<製 造 者> 株式会社岡山木村屋(岡山県倉敷市)
<購入場所> 天満屋 倉敷店 岡山県倉敷市阿知1-7-1
<購入価格> 172円(税抜)