さまよえる膵炎人

膵炎とそれなりに楽しく暮らす人の日々雑記

「牛乳パン」 モンドウル田村屋(長野県佐久市) レトローカルパン探訪

長野県の牛乳パンシリーズ第二弾、
モンドウル田村屋の牛乳パン。

ネットで調べた所、中軽井沢の駅前に
店舗があるとの情報を得て行ったみたのだが、
店舗は閉店してしまっていた(2015年9月時点)。

大変残念に思っていたところ、軽井沢来訪の際に
いつも訪れているスーパーツルヤのパンコーナーに
ちゃんと売られていた為、無事購入に至った。



先にレビューした柏屋製菓の牛乳パンとは
まったく違うパッケージ・・・と思いきや、
よく見てみると白と紺という色使いは共通。
白と紺、潔くて美しい。



パンが入っているとよく分かるのだが、
白の幅広ラインと紺の細いラインを
うまく抜くことによって中身のパンを魅せつつ、
逆の紺の幅広ラインと白の細いラインは
商品名と社名、キャラクターを引き立てている。

シンプルにわき役に徹しながらも、
これほど美しくデザインされていることに脱帽。



タムラヤのロゴの上にいるコック帽にコックコートの
キャラクター、なんとなく生意気そうな口元をしているが、
はみだしっ子のアンジーみたいな雰囲気で憎めない。



パンはと言えば、牛乳パンのお約束で分厚い
長方形をしているが、切り口が若干ゆがんで台形っぽい。
表面のしわの間に、ぽちぽちと気泡の穴のような
物があり、少し油分が多いようでテカテカしており
焼き色は少し濃い。





切ってみるとバタークリームはだいぶ下よりに
挟まってる。
台形といい、クリームを挟む場所といい、
結構おおざっぱっぽい。

生地は油分のてかてかから推測されるように
ふんわりしっとりとしている。
生地自体が微妙に甘い。
バタークリームはふんわりと口どけよく、
生地とのマッチ感はかなり良い。

長野に深く根付いている牛乳パン文化に触れ、
その奥深さを感じる二つ目のレビューになった。

■ レトローカルパン情報
<商 品 名>  牛乳パン
<製 造 者>  モンドウル田村屋(長野県佐久市)
<購入場所> ツルヤ 軽井沢店
北佐久郡軽井沢町長倉2707
<購入価格> 159円(税抜)