さまよえる膵炎人

膵炎とそれなりに楽しく暮らす人の日々雑記

「第四回 日本橋エリア 日本酒利き歩き」 2016.4.16 その①

全部書き終わったら大変に長くなってしまったので、
記事を分割することにしました。

◇その①
「日本酒利き歩き」イベントはなぜ楽しかったのか考察。


受付で配布される冊子。

ランチでよくお邪魔しているお店に、以前から可愛い
うさぎの絵が描かれたおちょこが飾られており、
気になって調べてみたところ、日本酒利き歩きという
イベントで配られるおちょこらしいことが判明。

うさぎのおちょこ可愛いので欲しいなー思っていたら、
ある日のランチの時、お店に次回の利き歩き開催予定
ポスターが貼られていて、つい深く考えずに
光の速さでチケットを購入。

その後よくよく調べてみたら、チケット2500円で
日本橋界隈のお店で利き酒が出来るというイベントで、
結構参加者も多いため、お店に入るのに並ぶ必要が
あったり、などの情報に多少怖気づくチキン。

基本的に我が家の二人は他の人とのコミュニケーションが
あまり得意なタイプではないので、ちょっと向いていない
イベントのチケットを買ってしまった…?と思いつつの当日。

ちなみに結果的には二人とも大変に楽しく過ごして
チケット代2500円は安かった!という結論になりましたが、
概要からはイベント内容が想像しにくかったので、
我々が楽しかった理由はなんであるのか探りつつ
記録してみたいと思います。

当日の我々の行動は後程記録するとして、
この利き歩きは14:00~18:00までの四時間のイベントで、
日本橋から人形町界隈の飲食店が40店ほど参加しており、
お店には日本酒蔵の蔵元さんが一店づつ入り、
お店に行けばその蔵元さんの色々な種類の日本酒が
好きなだけ試飲できるというシステム。

お店では小ポーションの各店の特性に属した
おつまみが提供されており、こちらは有料。
価格は500円位が多かったようです。

かなり広いエリアにお店があるため、
全店舗を時間内に回ることはそもそも物理的に不可能だと
イベント冊子に書かれていました。

なので、楽しみ方としては

1.気になる飲食店をメインとして、良いルートを考えて回る

2.気になる蔵元さんをメインとして、良いルートを考えて回る

3.気になるエリアをメインとして、エリア内を順番に制覇

上記の考え方を柱にして歩き方を考えると、
ぶれずに楽しめるような気がしました。

エリア内に受付は三か所ありました。
受付でおちょこを配布してるため、
スタートする時に必ず受付をしなければならないのですが、
受付がエリア内に点在していることから、
上記のどの楽しみ方にもフィットするようになっています。
素晴らしい。

上記のような、そもそもの楽しみ方を良くわかっておらずに
スタートしたのですが、我々の場合は参加している内に
自然と3のエリアをメインとして順番に制覇というスタイルに
なっていました。

結果として今回は人形町エリア~堀留町エリアを
適度に回り、十軒のお店に立ち寄りました。

1店舗あたり複数の試飲が出来るので
少なくとも30種類程度の試飲が出来ました。

これ、我々はあまりお酒に強くないので、
その程度にしたのですが、実際には1店舗内で
平均7、8種類程度は試飲が出ているため、
飲める方はもっと多くの試飲を楽しめると思います。

各店舗での楽しみ方は以下のような流れでした。

1.お目当てのお店についたら列に並ぶ

※最初に心配していた列については、ネットでの情報通り、
 各店舗少なくとも10分程度は並びました。
 人気のお店はもっとかかることも。

 しかしながら、全てのお店ではないですが、
 並んでる間にお店の方が外に出てきてくれて、
 列に並んでいる人にお酒をついでくれました。
 もちろんそれが何の銘柄かも教えてくれます。

 また、おつまみもお店の方がメニューを持って
 列を回ってくれるため、待っている間に
 注文、お会計、受け取りをすることが出来ました。

 かなりのお店で上記の方法が実施されていたので、
 お店の前で待ちぼうけで暇だ~ということが
 ほとんどありませんでした。

 さらに、受付で配ってくれるイベント用冊子の
 内容が大変に充実していて、
 蔵元の情報、今日試飲できるお酒の情報が
 ぎっしり詰まっているため、それを見ているだけで
 あっという間に待ち時間が終わるようにイメージです。

2.お店に入ったら、狭いお店も多いので譲りあいつつ、
 お目当ての日本酒を試飲。

 お店では銘柄の瓶には全てナンバリングがされていて、
 お目当てのお酒が大変に探しやすいです。
 ナンバーを言ってお店の方におちょこに入れてもらう、
 もしくは忙しそうだったら、自分でつぐようにして
 試飲のお酒をゲットしたらさっさとお店を出るが吉。

 味や香りを楽しみつつ試飲したら、冊子に
 感想など記入してみたり。
 我が家では好みによって点数をつけたりして
 楽しみました。

 お店によって、仕込み水が試飲用に置いてあったり、
 ミネラルウォーターを準備して下さったりしていました。
 きちんと紙コップも準備されていて試飲の合間に
 好きなだけ飲めるのが素晴らしかったです。

3.イベントマップを参考に次の店に移動。
 1に戻って繰り返し。

という感じで、単純な流れながらも、
気が付けば試飲を楽しみながら街歩きも出来る、
楽しいイベントになっていました。

イベントとして良く出来てるなと思った点が
いくつもありました。

まずは日本酒の試飲をいくらでも出来るイベントなのに、
あからさまに酔っている人や、道端で座り込んだりするような
マナーの悪い参加者に遭遇しませんでした。

なぜなのかと考えたのですが、上記で紹介したような
イベントの流れが関係しているようです。

1.どのお店もそれなりに並ぶので、自然とインターバルが発生し、
 結果のんびりと飲んでいる状態になる

2.それぞれのお店の移動時間でもインターバルが発生する

3.おちょこで試飲するため、一度に大量に飲めない

4.前述の通り、お店にはお水がきちんと準備されている

計算されて計画されたイベントがこんなに快適とは。
そんな感じで、すっかり楽しんだ我々の半日を
次の記事に記録しています。