さまよえる膵炎人

膵炎とそれなりに楽しく暮らす人の日々雑記

徳島~香川~岡山ドライブ旅行 初日6/20

まずは羽田空港から徳島阿波おどり空港へ。
8:55のフライトだったので、一時間前に電車で羽田に。
新しくなった羽田、国内線搭乗は久々。

梅雨なのでお天気が心配でしたが、
予報では雨は降らなそうでありがたく。

待合の間、搭乗ゲート前でかつサンドなど食べて
朝ごはんにしました。
道中、曇りがちながら所々の晴れ間から地上が見えて、
空港に到着する直前には南海フェリーの大きな船体が
眼下を通過していくのも見えたりして楽しく。
一時間ほどのフライトで徳島に到着。

今回は機内持ち込みサイズのキャリーバックに
二人の荷物を入れたので移動が楽々でした。

まずは徳島空港前のトヨタレンタカーに。
店舗は空港から徒歩ですぐ。
予約していたレンタカーの手続きをして
荷物を積み込み。

レンタルしたダークグレーのヴィッツは新車で、
車体も車の中もとても綺麗で嬉しいなー!
ウキウキで出発。

まずはお昼ご飯という事で、有名な徳島ラーメンのお店に。
国道が広くて、かなり走りやすい。
途中、吉野川が大河でびっくりしたりしながら、
20分ほどであっという間に到着。

支那そば巽屋」というラーメン屋さん、
入るとすぐに券売機があって、肉そばごはん(小)を注文。
まだお昼前だったので、店内は空いててありがたく。



見た目はかなり濃い茶色なので、しょっぱいかと思いきや、
甘辛の味付けは絶妙に濃過ぎず、コクがあって美味しい
醤油+豚骨スープ。
麺はまっすぐの細麺で、つるつる。
甘辛スープは麺に良く合っていて、途中で生玉子を
割ってつけると味がマイルドになってまた良し。
ラーメンにのっているたっぷりのお肉は、ライスにのせて
食べるとさらに美味しく。
という感じで、一杯で二度も三度も美味しいラーメンでした。

ラーメン屋さんの後は、お向かいにあったスーパーで
レトロパン探しなど。残念ながらなかったものの、
美味しそうなバターサブレなどゲット。

続いて徳島駅前に移動。
ネットの情報で、駅のキオスクにレトロパンがあるとの事で、
行ってみるも空振り。残念。前はあったのかな~。
駅の地下にお土産屋さんがたくさんあったので、
そこで色々見て回ったりしました。




ヤシの木で南国風の駅前。

レトロパンを諦めきれず、駅前をうろうろしてみるも、
やっぱり見つからず。

予定ではこの後は香川に移動だったのですが、
空港に飾ってあった阿波人形浄瑠璃の弁慶が気になって、
人形浄瑠璃について展示などをしているらしい
「阿波十郎兵衛屋敷」という人形浄瑠璃の資料館に
立ち寄ることに。

元々文楽が好きなので、人形浄瑠璃にかなり興味があり、
資料館は小さいながら展示室も充実して楽しいひと時に
なりました。

その後、館内の舞台で14時から公演があるという案内があり
急遽見ていくことに。

土日は一日に二回の公演なので、ちょうど時間が
合っていてとってもラッキーでした。
かなりの見物客で満席でしたが、早めに良い席に座れて
良く見えて嬉しく。


義太夫に、土曜は生三味線演奏。
平日は音源に合わせるとのこと。


公演中。フラッシュを使わなければ撮影可能。

徳島は昔から人形浄瑠璃が盛んで、淡路島からの巡業が
来たり、農村では独自の農村舞台を作って自分たちで
公演をする文化が今も残っているとのこと。

文楽と違う点も多く、人形の頭は文楽より大きく、
頭にぐっと斜め上方に突き出す形で棒が付けられ、
人形の扱いも振りが大きいとのこと。
どれも観客から見易いようにとの工夫らしい。

文楽と同じ三人遣いで、人形が大きいので迫力がある。
公演していたのは「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」
この段は生き別れの母と娘が偶然出会う内容。泣ける。

この資料館は実在の十郎兵衛の屋敷跡に作られている。
「傾城阿波の鳴門」は、この実在の十郎兵衛をモデルに
作られた演目とのこと。


公演後、人形浄瑠璃の紹介コーナーも。

思いがけずしっかり人形浄瑠璃の公演を観られて、
とっても満足の見学となりました。

しかしこの見学でかなり時間を取ってしまい、
この後はローカルスーパーに二軒ほど立ち寄り、
徳島のローカルパンを探すも不作。
なぜか香川のローカルパンらしき物を一つだけ購入して、
急ぎ香川に向けて出発。

高速を走って、途中で一度休憩してから善通寺ICまで。
目的地のうどん屋さんを目指します。


休憩した津田の松原PA
お手洗いの美しさはいまいち。


四国の山は日本昔ばなしっぽい。

かなり人気のうどん屋さん「山下うどん」
中途半端な時間だったのでがらがらだった。
ラッキー。


ぶっかけ小。でもそんなに小さくない。
テーブルにしょうがとおろし金が置いてあり、
自由におろして掛けられます。
さすが人気店。つるつるでもちもち!
見た目も美しい。

その後は道の駅清滝に移動。
名物のうどんアイスクリームを食べました。
中にぶつ切りのうどんがそのまま入ってる。
「さっぱり」を食べたので美味しかったのですが、
どうやら「こってり」はアイスにいりこだしが
入っているらしい…ぎょえー。
あまりチャレンジしたくない。

さすがにくたびれて来たので、本日の宿に移動開始。
途中でローカルスーパーなどに寄るものの、
ローカルパンは発見出来ず。四国はローカルパンの
不毛の土地なのかとしょんぼり。

七時頃に高松のダイワロイネットホテルに到着。
チェーンホテルで安心の綺麗さ。
荷物を置いてから、ちょっと散策にお出かけ。

しかしながら地方都市なので、七時半には
ぞくぞくとお店が閉まってしまい…残念。
超巨大なアーケード商店街があったので、
次回は早めの時間に散策したいところ。

市内をてくてくしながら、高松駅に到着。
すっかり暗くなりました。
駅前のお店など少し見ながら散策。
やっぱりローカルパンは、どのお店にもない。
むむむ。


日の暮れた高松駅前。

くたびれたので夕飯にすることにして、
ホテルの近くに戻ってきました。


大きなアーケードの屋根。

骨付鳥で有名な「一鶴」に行くことに。
おお…さすが有名店。かなり行列!
でもせっかくなので頑張って並ぶことに。

途中で大粒の雨が降り出して困りましたが、
降った途端に店内に入れて何とか事なきを得ました。


骨付鳥ととりめし、おにぎりなど注文。
骨付鳥はおやどりとひなどりを一本ずつ。
手前がひなどり、おやどりは切れ込みが入ってます。
ひなどりはふんわり柔らかく、おやどりは
噛みごたえがあって噛みしめるほど美味しい。

でもかぶりついたらあっつあつで口を火傷しました…。
ちょっと塩気が多いものの、ビールに合う!!
とりめしは塩気があるので、おにぎりの方が合うかな。
楽しく美味しい夕飯になりました。

スタバでお茶を買ってからホテルに戻り、
ちゃちゃっとお風呂に入って就寝。

少し予定から外れて、あまりおうどんが
食べられなかったけど、とっても楽しい初日でした。